Shadowverse グランプリ「Gems of Fortune Cup」考察 ーエルフ編
2019.9.14から始まった「Gems of Fortune Cup」(以下ジェム杯)も3日目となった。
この記事では、ジェム杯に於いての各リーダーの特徴やプレイングから、リーダー間の有利不利、そしてどのリーダーが勝利しやすいのかについて考える。グランプリが始まってまだ3日目なので考察に甘いところがあったり読者と違う意見を述べたりしているところがあるかもしれないがそこは各々の考察の糧にしていってほしい。
ジェム杯のルール
ルールから言えること
①デッキからフォロワー、アミュレットをサーチするカードは全て不発になる(スペルブーストを持たないスペルをサーチする効果のみ発動可能)
②ニュートラルカードが存在しない→ニュートラルカードに関連する効果(主にWLDカード)を発動するためにはge、crの未発動のものが必要
③ge、crはそれ1枚では発動できない(消滅させる手札が1枚必要)なので、次のターンge、crを使用するには手札を1枚以上残す必要がある
④ge、crを発動しても手札の枚数は増えない(手札1枚を使い1枚消滅させて2枚加えるため増減なし)
現状強い(とされている)クラスとその理由
①エルフ
理由···ジェムライト(以下ge)、クリスタルブライト(以下cr)でターン中のプレイ枚数を稼ぐことが出来る
②ウィッチ
理由···ge、crはスペルなのでスペルブーストを素早く進めることが出来る
③ネクロマンサー
理由···ge、crを使うと墓地が溜まるためネクロマンスが早期に発動できる
他のクラスでも強いと言われているものもある(ロイヤル、ドラゴン)が、今回はこの3クラスに特に焦点を当てて考察する。今回の記事では①のエルフについて考察する。
エルフを選択する強み
先述の通り、ge、crでプレイ枚数を稼ぐことにより、低コストで追加効果を発動することができる。毎ターン0コストが手札に加わるエルフが弱いわけが無い。
エルフのプレイング
【序盤】
ge.crは基本的に温存し、プレイ枚数を稼ぐ必要があるときに使う
crからは2/2/2や3/2/3の序盤のテンポフォロワーは13種類出てくるのに対し、geの場合37種類。
よってマリガンではgeをキープし4ターン目まではgeを開けてテンポフォロワーを探しに行くべきだろう。(序盤ではcrをgeのコストにしても構わない。)
【中盤】
基本的にプレイングは2pickと同じで盤面を抑えていく。新ドリアードや新シンシアなど、盤面を取れるフォロワーを狙っていきたい。
【終盤】
7.8コスト以上のエルフカードは盤面に干渉するカードが限られている。
例 マシンランス、オムニス、根源など
1度相手にテンポを取られると取り返すのが難しいため、ある程度盤面を取れたら顔面を詰めていき、疾走札を狙いに行くべきだろう。
疾走札を狙う場合はcrの方が確率は高い。crを序盤に使いすぎないよう注意する。
エルフのカードプール
①crから出るgold、legend
プレイ枚数が2枚以上の場合強力な追加効果を得るカードが多い。
1コストティア、リナレナ、愛の奇跡、5コスティアあたりが強力。
対して、豪風リノセウス、リザ、美女と野獣(ge.crを貯めることが出来れば強力)、白狼はルール上効果が弱くなってしまう。ここら辺のカードはgecrで消して構わないだろう。
また、リーダー効果付与カードはどれも強力で、特にティスタが非常に強力である。ge.crの効果は「ゲーム外から手札に加える」ため、ティスタの+1/+1が働く。盤面を取りやすくなるので出来れば進化権を切りたいフォロワーである。
エルフの有利・不利
[有利] ウィッチ
序中盤に盤面を抑えられれば顔を詰めやすい。
翠嵐が引ければより顔を削ることが出来る。
[不利] ネクロマンサー
盤面を取る力はネクロマンサーの方が上。いかに顔を詰め切るかが課題。